2017/04/13
歯みがき大好き
先日、小学生のお子さんの検診に行きました。
歯みがきの際の拒否があり、ケアが難しいとの相談がありましたので、定期的に口腔ケアに伺うことになりました。
どうしたら歯磨きが嫌な行為でなくなるかな? いろいろ考えました。
訪問前日の夜、彼女がタブレットで嬉しそうに妖怪ウォッチを見ていたのを思い出しました。早速スマホで画像検索し、ジバニャンという妖怪の猫の絵を描いてみました。しかし、なかなかうまく描けず、見かねた娘が下絵を描いてくれました。親バカで申し訳ないのですが、その絵があまりに上手に描けていたので、1枚のつもりが5枚も描いてもらいました。そして、せっかくなら!と絵の具で色を付けました。娘と2人、この絵を、、ジバニャンを見て喜んでくれることを期待し、彼女の笑顔を想像しながら、時間をわすれて没頭しました。構図を考え、絵の具を混ぜて、微妙な配色をし、細かい筆を運び、娘と2人楽しい作業でした。ふと気づけば、空は白みはじめていて、意外に時間がかかったことに驚きました。
訪問の際、ジバニャン歯が痛い、痛いだね。と絵を手渡すと、彼女の顔は、みるみる悲しい顔になり泣き出してしまいました。きっと彼女の優しい気持ちが自分自身の痛みのように思えて悲しくなったんだと解釈しています。
今度は、楽しい気持ちになってもらえるように、笑っているジバニャンを描こうと思っています。